INTERVIEW about beauty vol.03 生井 理恵

べジ活で体と生活に彩りを

べジアドバイザーとして、幅広い世代に野菜と果物の大切さを伝える生井理恵さんと彩り株式会社代表渡井が対談。心身ともに健康を保食生活のあり方について伺いました。


人生を変えた野菜と果物の魅力

渡井:生井さんは会社員からベジ活アドバイザーになったそうですが、そのきっかけは?

生井:東京の会社で働いていたある日、父が糖尿病で倒れ、実家に戻ることになりました。主治医の勧めもあり、父と一緒に野菜と果物中心の食生活を始めたところ、父の体調だけでなく私も2~3kg体重が減って、体調も肌荒れもよくなったんです!それが野菜と果物の魅力に気付いたきっかけです。

 

 

渡井:それは大変でしたね。その後はどのような経緯だったんですか?

生井:まずは野菜ソムリエの資格を知って勉強を始めました。社会人になってからの勉強はとても楽しくて。休日のカフェで勉強する私が好きみたいな(笑)

資格取得後は約10年かけて仕事の基盤を作り思いきって会社を辞めました。

渡井:なんと一大決心でしたね。今までの経緯から健康を保つ食生活の秘訣はあるんですか?

生井:お肉もお魚もバランスよく、1日1食は体に万能な和食を食べるのをおススメします!ベジファーストと言って野菜を最初に食べると、食物繊維の働きで糖質の吸収と血糖値の急上昇が抑えられ、朝に野菜を食べるとダイエット効果が続くとも言われているんですよ。

 

 

義務にしない!「ゆるく楽しく」楽しむベジ活

渡井:不規則な食生活の方に向けて、効率的に栄養を摂るポイントはありますか?

生井美容や髪のためにはバランスの良い食事が前提で、野菜と果物に含まれるビタミンやミネラルは、ほかの栄養素と結びついて効果を発揮します。牡蠣や玄米、納豆、肉・魚類等に含まれる亜鉛は、髪のタンパク質の合成をサポートし、健康維持に役立つんですよ。

野菜が苦手な方は、朝のコーヒーをトマトジュースに変えて見てください。トマトに含まれるリコピンは朝の吸収率が高く、美白効果・日焼け予防も期待できます。 

 

渡井:何事も小さな一歩から、ですね。毎日の生活の中で大切にしている考え方はありますか?

生井:私いつもベジタリアンと誤解されるのですが、実はお肉が大好きなんです(笑)「〇〇しないとダメ」というような義務や過度な制限を作らないよう心がけています。ダイエットも絶食するよりも、ゆるく続けていくことが大切で、1日ダメだったら、次の1日でリカバーすればいいんです。何事も楽しくないと続かないですからね。

渡井:ゆるく長く、自分のペースでいいんですね。

生井:そうなんです。食事は、人と人をつなき楽しむコミュニケーションツールとしても欠かせないもの。人が集まる所に食がありますからね。食事の質を高く、例えば野菜の彩りを加えるだけでも、食卓が一層楽しくなりますよ。

 

渡井:忙しくても大切にしたいものってありますよね。

生井:子供を産んで時間が有限だと改めて気づきました。美容院にも行けず髪がパサパサに乾燥して。その時mogansのオイルを使ったら、毛先が水分で潤って重くなったんです。

渡井:重いという表現は面白いですね!植物をはじめ天然成分をたっぷり配合しているので高い保湿力があり、髪一本一本にツヤ・コシを与えてくれます。

生井:シンプルケアでこんなに潤うとは思いませんでした。職業柄、体の内側は気にしますが、外側のケアは意識しないと疎かになっちゃいますね。

渡井:中からも外からも、体と心にはどちらのケアも欠かせないってことですよね。

 

 

PROFILE

生井 理恵

ベジ活アドバイザー

野菜と果物がカラダとココロにおよぼす大切さを伝えるため、講演、コラム執筆、料理教室など多岐にわたり活動中。

著書に「ママとキッズの楽しい”べジ活”」(ワニブックス)がある。

https://ameblo.jp/rie-namai/

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