ノンシリコンがオススメのワケとは ? シリコンのメリットとデメリット
ノンシリコンの商品をよく見かけるようになりました。特にシャンプーやコンディショナーに多く、「低刺激」や「ミネラル」のファンデーションにもノンシリコン商品が多いようです。シリコンは「毛穴につまりやすい」「髪を傷めやすい」と言われていますが、果たして本当のところはどうなのでしょうか。
「シリコン」は何のために使われているの?
シリコンは、シリコンオイルとして化粧品やヘアケア商品に配合され、髪や肌をコーティングし、表面を艶やかに見せる効果があります。
伸びやかな使用感があるためファンデーションにも多く使われます。
一方、シリコンオイルは保湿性の高い油分のため、皮脂や水に強く、洗いきれずに残ったシリコンが毛穴を塞いでしまい、肌荒れや抜け毛の原因になることも。
このような理由から「ノンシリコン」が人気となったのです。
シリコンオイル入り化粧品を使うメリットは?
オーガニック志向の流行でノンシリコン化粧品が人気ですが、化粧品にシリコンオイルが使われ続けてきたことには理由があります。
★ 髪のダメージ、キューティクルを補修しツヤのある髪へと導く
★ 水を弾く性質があるので、ウォータープルーフファンデーションに有効
★ 保湿に優れているため、髪や肌をしっとりと保つ
★ 使用感が滑らかなので、ファンデーションは伸びがよくムラが少ない
★ コーティング作用があるため、髪を指通りよくサラサラに仕上げる
髪のダメージが気になる時は、シリコン入りシャンプーを使うことで、シリコンオイルがキューティクルを補修し、艶やかな髪を早く取り戻すことができます。
シリコンを使うデメリットは?
髪のダメージを補修しツヤを与え、ファンデーションの伸びを良くするシリコンオイルですが、トラブルになる場合があります。
シリコンオイルは髪や皮膚をコーティングするため、洗いきれなかったシリコンオイルが毛穴や頭皮を塞いでしまい、肌荒れの原因になると言われています。
☆ 毛穴を防ぐ可能性があり、抜け毛や肌荒れの原因になる
☆ 油分が強いため、ニキビや頭皮の臭いの原因になる
☆ カラーが入りにくく、パーマがかかりにくい
毛穴のつまりが気になる方や肌が弱い方、髪のダメージがなく充分な皮脂がある方は、シリコンオイルを避けた方が良いかもしれません。
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ノンシリコンシャンプーを使い始めると、カラーがムラなく入りやすくなり、パーマの持ちも良くなります。
髪に軽さが生まれ、細い髪質でもふんわりとした仕上がり。シリコンオイルが残らないので地肌のトラブルが治まることも多いようです。
髪のダメージが気になる場合は、トリートメント剤でしっかり補修。
シリコン入りのヘアケア製品でなければ、ダメージを補修できないわけではありません。
ノンシリコンでも、ダメージ補修成分や栄養が含まれているものを使用することで、健やかに保つことができます。
上手に使い分けてトラブル知らずの髪とお肌へ。
シリコンのメリットとデメリットを知って、悩みに合わせて安心して使えるヘアケア商品・化粧品を選びましょう。