ジョギングは心身ともに効果的! 正しく行うために重要なこととは?
健康の維持のために効果的な方法はいくつかありますが、そのひとつがジョギングです。ジョギングを続けているといつまでも若々しく健康でいられるとされているので、近年注目されています。
では、ジョギングにはどのような魅力があるのでしょうか。今回は実際に行う際のポイントと一緒に紹介します。
ジョギングをするメリット
ジョギングをすると体にいいと漠然と考えている人もいるかもしれませんが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか。
ダイエット
ジョギングは呼吸を積極的に行う有酸素運動です。
体内に酸素が取り込まれることで脂肪の燃焼が進むので、次第に体重も減ります。
ジョギングをすると代謝もアップするので、痩せるだけでなく太りにくい体へ導くこともできます。継続的に行うことで、スタイルを維持することができるはずです。
ストレス発散
人はストレスを受けると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
しかし過剰に分泌されてしまうと、太りやすくなってしまったり自律神経に影響を与えたりするなど厄介なものでもあります。
ジョギングをするとコルチゾールが分解されるので頭がすっきりしてストレス発散につながります。
睡眠の質が上がる
毎日ベッドに入ってからなかなか寝付けないという人もいるのではないでしょうか。
ジョギングをすると適度に体を疲れさせることができるので、入眠しやすくなります。
しっかりと体を休めることで目覚めもよくなるので、睡眠の質がぐっとアップするのです。
免疫力が高まる
ジョギングをすると心肺機能が向上して血流がよくなり、免疫力も高まります。そのため、風邪などを引きにくくなり、年中健康に過ごせるようになるでしょう。
有酸素運動をすることで体に適度な筋肉と体力をつけることができるので、さらに体が健康的になります。
美肌になる
ジョギングはダイエットのために行う人も多いかもしれませんが、実は美容にも効果的です。
ジョギングをして汗をかくと体の毒素が排出されやすくなり、デトックス効果が期待できます。
毒素が排出されることでニキビや乾燥肌などのケアにも役立ちます。
集中力が高まる
ランニングやジョギングをすると、脳の前頭葉前野が活発になると科学的研究により明らかになっています。
前頭葉前野は記憶をコントロールしている場所で、ここが活発になると集中力や意識が活発化します。
そのためジョギングをすることでいろいろなアイディアが浮かんできたり、仕事により一層集中できたりするようになるでしょう。
ジョギングの効果を高めるポイント
ジョギングをする際には、ただ走ればいいというものではありません。効果を高めるためには幾つかポイントがあるので、チェックしておきましょう。
先に無酸素運動をする
ジョギングのような有酸素運動を行う前には、無酸素運動をしておくと効果アップが期待できます。
無酸素運動は積極的な呼吸を必要としない運動のことで、例として筋力トレーニングなどがあります。
筋力トレーニングと言ってもいきなりハードなものを行う必要はなく、スクワットや腹筋など、自宅でできるもので十分です。スクワットをした後にジョギングをすると足が細くなるとも言われています。
ジョギングを終えた後はストレッチやマッサージで体をほぐすと、さらに脂肪が燃えやすくなるのでおすすめです。
食事に気をつかう
ジョギングをして運動をしていても、日々の食生活でそれ消費量以上のカロリーを摂取してしまっては意味がありません。
ジャンクフードやスナック菓子などは脂質も多く体脂肪を増やしてしまう原因にもなるので、避けたほうがいいでしょう。
和食を中心に栄養バランスのとれた食事を心がけ、ジョギングの効果を十分に享受できるようにしておきましょう。
朝起きて行う
ジョギングは基本的にいつ行ってもいいのですが、より効率的に脂肪を燃焼させたいなら朝起きてから行うのがベストです。
寝ている間にもたくさんのエネルギーが消費されますから、起きてから体を動かすことでスムーズに脂肪燃焼を継続することができます。
ジョギングをする際の注意点
ジョギングをする際には、いくつか気をつけなければならないこともあります。闇雲に走っているだけでは体に負担をかけてしまうこともあるので注意が必要です。
ウォーミングアップをしっかり行う
家を出ていきなり走り始めると腰や関節を痛めてしまうこともあるので、必ず走る前にウォーミングアップをしましょう。
足の屈伸や腕のストレッチなどを行って体をほぐしてから行うと、快適に走り続けることができるでしょう。
ゆっくりめのスピードから始める
運動に慣れていない人がいきなりハイスピードを出そうとすると、高確率で挫折します。
早く走った方が脂肪燃焼すると考えている人もいるかもしれませんが、だからと言って無理は禁物です。
最初は、自分が苦しくならずに走り続けることができるペースで行うようにしましょう。体が慣れて体力がついてきたら、徐々にスピードを速めるなどして調整するといいでしょう。
歩幅は狭く走る
走るときに大股になっている人もいるかもしれませんが、歩幅が大きいと体も疲れやすくなってしまいます。
そのため、疲れにくいと感じられる程度に歩幅を狭くして走ることが大切です。歩幅が狭いほうがエネルギーの消費量が少ないので、長く走り続けることができ、疲れも溜まりにくくなります。
クールダウンを忘れない
ゴール地点に到達したらその瞬間に足を止めてしまう人もいますが、そうするとその後は心臓がばくばくしてしまって呼吸が辛くなってしまうことでしょう。
走っている間は体に少なからず負担がかかっています。急激に減速するとさらに体がびっくりして負担が大きくなってしまうので、注意が必要です。走り終わったらすぐに止まるのではなく徐々に減速して数分かけて歩きに切り替えるようにしましょう。そうすることで体の機能をスムーズに正常に戻すことができます。
また、帰宅後にはサウナやお風呂に入るなどして体を温め汗をかくと、早く回復できます。
まとめ
今回はジョギングの魅力や実際に行う際のポイント、注意点について紹介してきました。
ジョギングは脂肪を燃焼して痩せやすい体に導き、健康的な体を作るために有効なものではありますが、やり方を間違えると体に大きな負担をかけてしまうことになるので注意が必要です。
正しく行って、ヘルシーな理想のボディを目指しましょう!